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これは天罰だと思う
最初に断って起きますが、今回の日記は妄想です。このブログを読んで下さっている数少ない読者の皆様、話半分で聞き流してください。
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震災発生当時、停電で完全に情報的隔離状態になった。
海岸沿いの被害状況は、車のラジオから報じられる、6メートルとか10メートルという津波速報の高さをそれぞれの頭の中で想像し、『相当な被害になる』という予測しか立てられなかった。
恐らく他の地域の方達の方が被害状況をTVなどで先に目撃していただろう。

一応号外のような新聞が届いていたが、自分達の事で精一杯の忙しい最中では震災の実感が無く、まるで遠い国で起こった出来事の様に思えた。
私の住んでいる地区は、宮城県南部の内陸部なので、大きな被害は出なかったが、ブロック塀が端から端まで綺麗に横倒しになるとか、瓦屋根に被害が出ている家が多くあり、近くにある父方の実家はかなり建物に損傷が出た。多賀城の親戚は比較的内地に家があったので津波の被害はなく、長男はたまたま夜勤だったので昼間は家に居て無事だった。勤務先は津波の被害にあっているので紙一重だった。長女は勤め先で首まで津波に浸かってかろうじて助かったそうである。後日、水と食料の応援を求めにこちらに来て、ここでようやく安否の確認がとれた。

震災後すぐだろうか?TVも見れない状況で、新聞やラジオで東京都の石原知事が「天罰」云々という事を言い、後日、不謹慎だったと謝罪した。
被害が少なかったので被災者と呼べるかどうか微妙なところだが、私としてはその発言に特に憤りは感じなかった。
ご存知だろうか?今回被災した県、特に被害が酷い県は、岩手、宮城、福島、茨城である。
これらの県は、前回の衆議院選挙で宮城の6区以外すべて民主が議席をとった県である。この6区にしても民主を破って取った議席ではなく、民主の候補が誰も立たなかった選挙区である。

あの当時、私は民主党の危険性を会社の人たちに言って聞かせたが、若い連中は皆民主に投票して、自民にお灸を据えた事に満足げな笑みを浮かべていた。
自民党政権が素晴らしい!とは全く思わないが、少なくともこの自民党は『日本』の政党であり、政権を担当させるには、他に選択肢がなかった。
朝鮮・中国など特亜、在日朝鮮人や帰化したなりすまし日本人で構成されている民主党の本質的な部分を知らない人達は、政権交代後口々に「こんなはずでは・・・」と苦虫をかみつぶしている顔である。

石原都知事が全面的に良いと思った事はないが、少なくとも彼は日本、日本人主体の国家構想があり、民主政権下にある日本を「穢れている」という認識なのだと思う。清めるにはどうするか?もはや我々国民レベルでどうこうできる問題ではなく、何か特別な力に頼るしかなかったのだろう。
その見地で見れば、天よよくぞやってくれた!と、都知事はさぞ喜んだことだろう。

民主党政権が悪いというが、この党に政権を取らせたのはだれだろうか?
実は今回被災した県民なのである。もちろん、それだけではない。東海や中部地方にもそんな県がある。いや全国各地に・・・。
もしかしたら天罰はまだまだ序の口で、これから東海地方に及ぶ可能性もある。実際問題として、大きな地震が西側でもおこっているわけで・・・。

自然の力、必然と割り切るにはあまりにも被害が大きかった。何か別の力が働きかけていると思ってしまうのはやはりおかしいだろうか?
多少お伽噺のような妄想が入ってしまったが、個人的には石原都知事の天罰発言に対して、全面的に同意である。

ちなみに、福島原発は、以前から危険視され、他国の要請で自民政権下では、耐震補強など原発の安全のための予算が組まれていた。それを無しにしてしまったのが、みなさんご存知の『事業仕分け』である。東京都民は、その立役者的なレンホウ議員にどれだけ投票したか覚えているだろうか?対岸の火事だと思って油断すると酷い目にあうかもしれませんよ?
by Millicent | 2011-03-19 20:37 | その他
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